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【言語聴覚療法( ST : Speech Therapy )】半年に1度のトレーニング
息子のジャグちゃん(名前の由来)は難病により言葉を発する事が難しく、療育専門の幼稚園の頃から言語聴覚療法をしています。いわゆる『ST』です。
子どもの発達支援としてのSTは、ことばの遅れ、発音がはっきりしない、コミュニケーションが取りにくいなど、ことばに関する心配があるお子さまに対して、治療・指導を行う。食べることについて心配があるお子さまに対してのアドバイスを行う、等々。
小学校に入ってからは幼稚園の時の様々な支援が無くなったので個人で探します。諸先輩方に聞いて、たまたま近くに評判の良い専門の病院があったのでそこに半年に1度通っています。
幼稚園の頃のSTやOTの先生が、子ども発達支援系の専門の療法士はまだまだ少ないとよく言っていました。
今通っている病院は、障がいのある子どもの言語聴覚療法のみをしていますが、やはり患者さんが多いようで半年に1度しか予約が取れません。
半年に1度ですが、もう何回も通っているのでジャグちゃんも先生に会える事が楽しみになっています(⌒∇⌒)
先日は、ティッシュを3分の1に破いて、口の前にぶら下げて
『ぱっぴっぷっぺっぽっ』『ばっびっぶっべっぼっ』と言いながら息が吹きかかりティシュがぶわっと飛び跳ねます。
この音は唇を一度つぐんで息を吹き出すのでちゃんと息を吹き出さないとティッシュが揺れません。先生がお手本で何度も繰り返します。
一音ずつだと、なんとなくそれらしく聞こえてきます。家でもトレーニングしたいと思いますが、家となると『やるぞ!』と言うこのテンションに持って行くのが中々大変であまり出来ないのが現状です(´;ω;`)
ま行は一度口をつむぎ口を開けながら鼻から息が抜けて行く。
ま行ば行ぱ行の一度口をつむいで口を開けて発語するパターンはジャグちゃんは比較的上手です。
次は『さ行』。これ難しいらしいです。
普段私は全く気にせずに言葉を発しているので、さ行が難しいなんて考えた事がありません。
舌を平らにして口を少し開けて冷たい息を出す。これがさ行の基本らしいのですが、意識した事がないので、改めてやってみるとなるほどなと。
『し』は、『しーーー』と口に人差し指を立てて『静かにして!』というジェスチャーで『しーーー』と息を出すなんとなく『し』と言えてる感じがします。
その他含め1時間あっと言う間のトレーニングでした。
そういうのを意識しながらイラストや単語を見て読んで家でもたまにトレーニングです。
始めは何を言ってるか分からなくても、しゃべり込んでいく内に段々とその単語中の言葉の一語一語がちゃんとした発音に聞こえてくるようになれば、何を言っているか想像がつきやすくなります。
例えば『ハンバーグ』が『あんあーう』→『あんばーう』→『あんばーぐ』
最後の『あんばーぐ』は、ほぼハンバーグなので理解しやすくなるとの事です。
低学年の時に比べれば高学年になった今の方が聞き取れる言葉も増えてきたので(すごくスモールステップですが)またこれも毎日の積み重ねですな(^▽^)
このSTの事は実務を言葉で表すのは難しい(´;ω;`)
今このブログを読み返しても何を言っているかよく分からない文章力(笑)
最後までお読み頂きありがとうございました。(⌒∇⌒)
STはまた半年後です!