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【療育専門幼稚園】月1度の OT(作業療法)息子の成長記録⑨
作業療法(OT:Occupational Therapy)オキュペイショナル・セラピー
作業療法(OT)とは、一般的に作業療法士は、病院や施設にいて、ケガをしたり病気になってしまった大人の方たちへ精神面をケアしながらリハビリをしていきます。
それに対し、子どもの作業療法とは、発達の遅れや偏りのあるお子さん(遺伝的な疾患、発達障害、病気の後遺症など)に対して、遊びを中心にしたいろいろな作業活動を通して個々のお子さんの発達課題や、現在・将来の生活を考慮した治療を行います。
さらに、障害があっても家庭や学校、社会で生活できるように支援します。引用元:東京福祉専門学校
療育専門の幼稚園に入園してから、OTが始まりました。日常生活のごく当たり前な事が難しいジャグちゃん(名前の由来)に合わせてセラピーを行っていきます。
微細運動が難しくおもちゃでうまく遊べないので、元々おもちゃではあまり遊んでいませんでした。OTの先生と一緒に楽しくおもちゃで遊ぶ所からスタート。その動作を観察しながら、得意不得意、改善出来そうな動作から少しずつテコ入れします。例えば、
引用元:楽天
このような型はめのおもちゃも、黄色の三角やブルーの長方形は持ち方の方向が違うとハマりません。ジャグちゃんは型にハマらなくても無理やりに入れようとします。片方の手に持ち替えて方向を変えたり、手首を使って方向を変えたりと工夫が出来ません。
その手段を一緒に考えて教えてあげるのです。おそらく赤ちゃんでも何となく出来ている事が当時のジャグちゃんには当たり前に出来なかったのです。この作業も作業療法の一つなんだと思いました。
手の平が過敏だった為、お絵描きもあまりした事がなかったですが太いクレヨンや鉛筆でお絵描きの練習(?)もしました。最初はずっとグーの持ち方で描いていました。描くことが優先だったので当分その形で、慣れてくると少しずつ正しい持ち方に持って行くという感じでしたが中々難しかったです。(苦笑)ちなみに今現在も正しい持ち方に悪戦苦闘中。
後、先生方の色々なアドバイスを元に、幼稚園時代、家の壁に大きな模造紙を一面に貼ってお絵描きスペースを作りました。身体全体を伸ばして腕を上げて大きく描いたり、つま先立ちをして上に上に伸びようとしたり、粗大運動を交えてペンでお絵描き!微細運動も兼ねてます。これは画期的だったと思います!!!知らない内に1人でお絵描きしている時もありびっくりでした。当時は何をするにも『ママーママー』とべったりだったのが、この壁一面の模造紙作戦は色々な面で成長させてくれた一つだったと思います!
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