いつもありがとうございます。
【息子号泣の訳】コロナ禍が始まった新学期の時のお話
コロナ禍が本格的に始まった小学3年生の1学期のお話。
ふと思い出したので忘れないように書きとめようと思います。
コロナ禍で2年生の3学期が尻切れトンボに終わり、息子のジャグちゃん(名前の由来)も知的障がいながらもこの異常な日常を察していたようです。
ジャグちゃんの通っている特別支援学校では4月になっても臨時休校。
5月になっても学校に行く事が出来ずお家時間がずいぶんと続きました。
全国の学校がそうだったと思います。
確か、5月の中旬ぐらいだったでしょうか?うる覚えですが学校から一通のメールが届き、「校長先生からのお話」とありました。
学校のHPに校長先生からの動画メッセージがアップされていました。
今ではもう当たり前のオンライン授業やリモートワーク。当時はまだリモートワークや動画レター?のようなやり取りがまだ確立されていない時でしたのですごく新鮮でした。
観ると校長先生が少し慣れない様子(だったように思います)で『皆さん大変な世の中ですが元気に頑張ってますか?』『今学校でお勉強できるように準備を進めているのでお家でもしっかりお手伝いやお勉強をしてくださいね』など、わかりやすい言葉でゆっくりお話しされていました。
ジャグちゃんにも見せてあげようと思い
『ジャグちゃん!校長先生から動画が届いてるよ!みようか(⌒∇⌒)』
『?うん?何?』みたいなリアクションでした(笑)
そして動画を再生すると
『あーーーーー(゚д゚)!』とジャグちゃんびっくりしているではありませんか(笑)
食い入るように画面に張り付いて校長先生を観ています(゚д゚)!
すると目を真っ赤にしてオイオイ泣き出しました。
それを見て私もびっくりして
『どうしたの??』と聞いても校長先生を指さしてしゃくりあげて号泣(´;ω;`)ウッ…
『校長先生がどうかした?懐かしい?』
『(泣きながら)うん。』
『校長先生に会いたい?』
『(さらに号泣して)うん。』
私に抱き着いてまた号泣(笑)
久しぶりに見た大好きな校長先生に会いたいと号泣している息子(´;ω;`)ウッ…
私ももらい泣き(笑)
学校に元気に通っていた時、校長先生はマメに教室に出向いたり廊下を歩いて児童生徒に話しかけて積極的にたずさわってくれていたようで、ジャグちゃんも校長先生が大好きだったようです。
授業参観で学校に行った時も、校長先生が突然走り出す児童(特支あるある)を一生懸命追いかけている姿を見たことがあります(;'∀')
コロナ禍で毎日会えていた大好きな校長先生に会えなくなって、あらためて大事な事(感情)に気付かされる出来事でした。
その翌年にはその校長先生は別の学校に転任になりましたが、元気に児童を追いかけている事と思います(笑)(⌒∇⌒)
校長先生ありがとうございました。(#^^#)